強靭な素性でありながら、柔軟な展開を叶える素材。
その能力をあたらしい領域へ解き放つ
● 主型・中子の組み合わせにより設計自由度が高い。
● 鋼よりも比重が小さく軽量化が可能。
● 騒音・振動減衰能に優れる。
● 加工時に切粉が絡まず自動運転が可能。
上図は、H-FCD®により部品のコストダウンを図る一例です。
高い鋳造技術から生まれる素性を活かし、
新しい領域へH-FCD®の活躍の場は広がっています。
自社独自の技術改良を重ね、
製品の品質維持するための、高度な製造施設・検査体制
溶解工程では、るつぼ型誘導炉にて、原材料(スクラップ、戻り材)及び副原料(加炭材、Si等)を投入し、電磁誘導加熱により溶解し、発光分光分析装置にて成分調整を行いながら仕様に合った溶湯を精製します。るつぼ型誘導炉は成分調整が容易なことや電気溶解のため環境負荷が少なく省エネ性に優れています。
鋳造工程では、珪砂に水や粘土分を混練した生砂を用い、主型(模型)にセットした鋳枠に生砂を充填し造型機にて押し固め主型を生砂に転写させて鋳型を造ります。造型機により多品種大量生産が可能です。 その後、溶解工場で精製した溶湯を鋳型に注湯し、冷却→枠バラシ→ショットブラスト処理(表面の砂落とし)までの一貫ラインとなっています。
クライアントの求めるものをしっかりイメージし
カタチにするのも技術のひとつです。
当社では3D CADを始めとした各種のソフトウェアによる設計、及び3Dスキャナーを用いた形状評価により、お客様のイメージ通りの製品を提供すると共に、X線CT等による内部の健全性の評価にも対応致します。 また、砂型3Dプリンターの導入により、試作品の納期短縮も可能となりました。